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人間ドック・健診 検査内容の説明

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尿検査(尿蛋白・尿糖・尿ウロビリノーゲン・尿潜血・尿PH・尿比重)

尿蛋白

 持続的に異常がみられる場合は、腎機能障害や尿路(尿管・膀胱・尿道)の異常が疑われます。
 ただし健康な場合でも激しい運動やストレスなどにより一時的に陽性を示す場合があります。

 [基準値] (-)
 

尿糖

 陽性の場合、糖尿病が疑われます。腎臓の働きが落ちた場合にも尿糖がでますが、この場合
 血糖値は正常です。ほかの検査を参考にし総合的に判断します。

 [基準値] (-)
 

尿ウロビリノーゲン

 胆汁色素の代謝異常や肝細胞の障害などで増加を示します。
 健康でも尿中には少量のウロビリノーゲンが排泄されています。

 [基準値] (±)
 

尿潜血

 腎盂腎炎・尿道炎・膀胱炎・前立腺炎・急性腎炎・腎尿路系の結石や腫瘍などで陽性となる
 場合があり、精密検査が必要です。

 [基準値] (-)
 

尿PH

 PH7.4以上はアルカリ尿、PH6.4以下は酸性尿です。
 アルカリ尿は腎盂腎炎や尿路感染症が疑われ、酸性尿は糖尿病や脱水などが疑われます。

 [基準値] 4.8~7.5 pH
 

尿比重

 濃縮尿は比重が高く、脱水やネフローゼ症候群などが疑われます。希釈尿は比重が低く、
 腎盂腎炎や利尿剤使用が疑われます。

 [基準値] 1.010~1.030
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