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放射線科
   

胃部X線検査(バリウム)と胃内視鏡検査(カメラ)はどちらがいいの?

互いにメリットとデメリットがあります。
胃X線検査(バリウム)のメリットは、経済面と検査時間の短さや、胃の全体の形状が分かりやすく、近年は、造影効果に優れたバリウム(造影剤)を使った撮影方法で良好な画像が得られ、早期の胃癌の発見にも繋がっています。
デメリットは、少なからず放射線による医療被ばくを伴うこと、バリウム服用や服用後に排泄が必要なこと、撮影前後に体位変換を伴う為、身体的な負担が大きいことです
胃内視鏡検査(カメラ)のメリットは、細かな病変の観察やその場で組織の検査(生検)が可能であり、ごく初期の微細な胃癌の発見は胃部X線検査より優れています。
デメリットは、検査費用が胃X線検査より高額でやや検査前後に時間がかかる事などです。
ごく初期の微細な胃癌の発見は胃内視鏡検査が優れています。
ピロリ菌除菌後の胃癌リスクは除菌前に比べて1/3に減少するといわれますが、ピロリ菌や潰瘍の治療後、逆流性食道炎などの既往歴がある方には、胃内視鏡検査をお勧めしています。

 

マンモグラフィー検査と乳腺エコー検査のどちらを優先したらいいの?

どちらも大切です。
乳がんはしこりと石灰化で見つかることが多くあります。
乳腺エコー検査はしこりの大きさや形、それがどういった性質なのかを観察します。
マンモグラフィー検査は石灰化の形や分布を評価します。
それぞれの検査から、異なる情報を組み合わせて診断します。
2つ一緒に受けられることをお勧めします。

 

大腸CT検査(CT Colonography)とは?

 
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